漫画紹介 亀屋樹「階段途中のビッグノイズ」
こんにちは。クソザコです。
間違えました、大嵐です。
漫画紹介第6回は原作:越谷オサム 作画:亀屋樹「階段途中のビッグノイズ」です。
主人公・神山啓人は、先輩が違法薬物に手を出したことで廃部宣告を受けた軽音部に、ただ一人残されてしまった。
いつもNOと言えなかった啓人は軽音部を廃部から救うため、校長が告げた廃部を拒否し、
校長は軽音部存続を条件付きで認めることとした。
果たして啓人は校長が出した条件をクリアし、仲間と共に憧れの学祭・田高マニアでドカンとやれるのか!?
男子高校生よ、軽音であれ。
いいですねぇ。嗚呼、これぞ青春の日々!といった感じなのでしょうか。
原作を読んだことがなかったため完全に表紙買いだったのですが、絵もきれいだし話もなかなか面白い。
なんかもう表紙からも自由さが伝わってくる。スタートこそ部の存亡という窮地に立たされていたけども、そこから羽ばたくかのように進んでいく彼ら。
仲間と一つの夢へ、こんな高校生活もしてみたかったなぁとつくづく思わされますね。先輩が違法薬物で捕まるなんてのは御免ですけど。
そういえば作画の亀屋先生は新人漫画家だそうです。
うまい絵だなぁ、この人の絵いいなぁと思って読んでたんですが、最後の越谷先生のコメントでそう書いてありました。
まだ新人なのにここまできれいな絵を描くことができるのは何とも素晴らしい、そう思いますね。今後も期待させられます。
そして話の方もまた面白いんですよ。
最初は王道っぽい「部活漫画」のように思っていても、どこか王道と違う面白さ、ただの予定調和的展開とは違う面白さがあったように思います。
「部活漫画」と「青春漫画」と何か諸々を足して…何て言えばいいんでしょうかね。
漫力の足りない一年生にはすべてを語ることができません。みなさんが読んで僕の言葉にならない「何か」を掴んでもらえたなら幸いです。
あと主人公がちょっとかわいいですね(真顔)
それでは僕はこの辺で。次は……誰でしょうか?まあとりあえず、来週の土曜をお楽しみに!