漫画紹介 槇えびし「朱黒の仁」
どうもはじめまして、一年生の黒(ヘイ)です。
漫画紹介第4回は槇えびし先生の、「朱黒の仁」です。
九度山に配流の身であった真田幸村は、監視を潜り抜けて大阪城に入場、息子大助といもに、徳川方に敵対する。
兄の信之は徳川方におり、真田の名を遺そうとそれぞれ違う道を選択する。
真田家の行く末はどうなるのか。兄・信之、弟・幸村の死に様を描いた珠玉の名作。
前回の予告の注目作(?)かどうかはわかりませんが、良作です。一巻を通して安定して面白い。
今まで歴史ものは結末を「知ってしまっている」ため多少敬遠してしまっていたのですが、それを少し後悔しました。
逆に、「知ってしまっているからこそ」という楽しみ方というものもあるんですね。
今回のようなケースでは、最期を知っているがために、幸村の奮闘にどこか哀しさを感じてしまう。
何ということもなく心に沁みます。
一方で、魅せ所である戦のシーンも充実しています。
戦術によって、無勢で多勢を駆逐する。正に戦の醍醐味です。
更に、最後のおまけページによると全3巻(予定)らしいので
非常に集めやすい仕様にもなっています。興味を持った方はぜひ。
さて、次回は一年生の変態要員、英国紳士このみがガンガンコミックスJOKERのアノ漫画を紹介します。乞うご期待!